2007年4月23日 (月)

14ひきのぴくにっく

いわむらかずお作 童心社Photo_78

1986年作 1260円

です。家族でピクニックや、幼稚園から遠足など、野や山を感じることが出来る季節ですね。

14ひきのねずみさんたちのピクニックは朝の支度から始まります。お弁当はおにぎりを葉っぱにつつんで。

みんなで野を歩いていきます。かえるやかたつむり、ちょうちょにも会えますよ。

つくしやたんぽぽ、たくさんのお花にかこまれて歩いていけるのはやっぱりねずみさんだから。(背丈が低いので)

広い原っぱについたらみんなでお弁当。

あとはお昼寝かな?

14ひきシリーズにはちょっとしたサプライズがあって、表紙カバーと表紙の絵がちょっと違うんです。

表紙の絵はみんなで野原で座っている姿。カバーをはずすと・・・・ナイショにしておきますので、楽しみにしてください。

いわむらかずおさんの絵がとってもソフトで美しく、きらきら輝く春の風景を描いてくれています。

あったかい気持ちでみんなでピクニックに行きたいなぁ~そんなことを思える一冊です。

読んであげる目安 3歳から

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2007年4月18日 (水)

わたしようちえんにいくの

ローレンス・アンホールト文 キャスリーン・アンホールト絵Ehon1801

角野栄子訳 文化出版局 

発刊年1993年 1262円

ちょっとタイミング的に遅くなりましてすみません。

幼稚園に入園されたばかりのお子さん、またこれから幼稚園に入るお子さんにオススメの一冊です。

アンナな幼稚園にいくお年頃・・・でも、ちょっと心配・・・ママがいなくて大丈夫かな?靴は一人で履けるかな?

不安なアンナですが、ママは行ってしまいます。あとはやさしい先生とお友達が残るだけ

さてさて、アンナの幼稚園初日、何かつくれたかな?出来たかな?

はじめてでドキドキな幼稚園の一日。その様子があったかい絵で描かれています。

幼稚園に入ったばかりでもまだまだなじめないお子さんは、ちょっと勇気を出して“頑張ろう!”って思えるかもしれません。だってアンナは頑張ったんですから。

まだ幼稚園に入れない小さなお子さんたちは“幼稚園って楽しそうなところ☆☆”と胸を膨らますでしょう。

先生と遊ぶ手遊び“せっせっせ~”のところは、ママとお子さんでやってみてくださいね。

うちの幼稚園に入る前のチビも大好きな一冊。

読んであげる目安 3歳から

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2007年3月24日 (土)

たんぽぽ

平山和子 文・絵 北村四郎 監修 福音館書店

かがくのとも傑作集1976年発刊 本体価格838円Photo_77

がやってきました。今年は暖冬の影響で、2月ごろから時々たんぽぽをみかけたりしましたが、もちろんの花です。

今日は素敵な絵本 “たんぽぽ” のご紹介

平山和子さんは“くだもの”“まめ”など、絵に関しては定評のある方。

本物そっくりでありながらどこかあたたかく、人間味あふれる絵を描かれます。

この“たんぽぽ”は“たんぽぽって知ってるけどよく知らない”子どもたちにたんぽぽの花の話や草の話、もちろんわたげの話も・・・教えてくれる一冊です。

冬の間は背を低くしているたんぽぽの草ですが、根はとっても深く地面の中に広がっているとか、晴れた日は花開くたんぽぽも雨の日は花が開かないそうです。親も知らないようなことを教えてくれる一冊ですが決して難しい本ではありません。

わたげが空を飛び、いろんなところに根をおろしていくたんぽぽです。

子どもも大人も地面に一生懸命草をはべらせ、花をさかせ、わたげを飛ばす(時には親子でふーっと)たんぽぽに、深い思い入れがあるのではないでしょうか?

そんなたんぽぽだからこそ、この一冊は特に素敵な本です。

このような絵本を読んで、また道端でたんぽぽに出会う。そういうことを繰り返していくことが絵本の醍醐味ですね。

そして、冬に紹介した“ばばばあちゃんのおもちつき”もそうでしたが、福音館書店が作り出す科学と絵本との出会いって本当に素敵だなぁと思います。

読んであげる目安 4歳から

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2007年3月13日 (火)

進級にオススメの一冊

おおきくなるっていうことはPhoto_75

中川ひろたか作 村上康成絵 童心社

発刊年 1999年 1365円

私が連載しているネット通信の3・4月号にも載せましたが、やはりここでもオススメしておきます。

3月ですね。もうすぐ幼稚園も終園式でしょうか?4月からは年少さんは年中さんに、年中さんは年長さん・・・また一つ大きくなりますね。

この本は

おおきくなるっていうことは洋服が小さくなること、水に顔を長くつけれるようになること・・・あんまり泣かないってこと、木に登れるようになること・・・

・・いろんなおおきくなるっていうことは・・・についてお話が続きます。

子どもたちはそうか~と思い、親もまたこの絵本を読んで“大きくなった我が子”にじ~んとなることでしょう。

私が好きなところは、おおきくなるっていうことはじぶんよりちいさなひとがおおくなるってこと というところ。そして・・おおきくなるっていうことは・・・ちいさなひとに・・・どうすることでしょう?ここは本を開いてのお楽しみ。

こないだまで年少さんだった子どもたちも4月からは年中さんです。今まで一番小さくて手を引いてもらっていた子達は、知らず知らずの間この1年で成長し、4月からは誰かの手を引くのだな~。

鉄棒だって水泳だって、出来ないことは一つずつ出来るようになってくるんだよ。あなたたちには素敵な輝く未来がずーっとずっと続くのだから。

そして、絵本の中では実際保育しでもあった中川氏が登場し、こう言ってくれます。

またひとつ おおきくなったみんな おめでとう

読んであげる目安 4歳から

同じ中川&村上コンビの“みんなともだち”もオススメです。Photo_76

こちらは卒園する子どもたちに、幼稚園での思い出を綴った一冊です。

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2007年3月 2日 (金)

石井桃子さん 現役で100歳

クマのプーさん”“ちいさいおうち”の翻訳家でいらっしゃる石井桃子さんがこの3月10日で100歳になられます。

みんなでお祝いしましょう♪♪♪

たくさんの翻訳本を出され、ご自身の作品も多数ある石井さん、知らず知らずのうちにあなたも手に取ったことがあると思います。

今なお現役で、2006年にはご自身が50年前に翻訳された“100まいのきもの”をリメイクし“100まいのドレス”を世に送り出しました。

また、東京子ども図書館の原型である“かつら文庫”をはじめられたのも石井さんであります。

ちいさなうさこちゃん 

ディックブルーナ作 石井桃子 訳Photo_73

福音館書店 発刊年1965年 630円

ブルーナ作のミッフィーシリーズは他の翻訳家からも出ていますが、やっぱりこの

“ちいさなうさこちゃん”はオススメ。

ふわふわさんにふわおくさん・・・ミッフィーという名前はでてこなくて、赤ちゃんはうさこちゃんです

ふわふわさんとふわおくさんのおうちに赤ちゃんが生まれて、お友達の動物たちがお祝いに来てくれるというお話。独特の絵が色鮮やかで、赤ちゃんのためのファーストブックにはぴったりです。

他からミッフィーという名前で絵本が出ていますが、このうさこちゃんシリーズは特別。石井さんの作る文章がメロディのように流れていきます。

読んであげる目安 0歳から 

ちいさなねこ Photo_74

石井桃子作 横内襄絵 

こどものとも傑作集発刊1967年 780円

“ちいさなねこ”もオススメです。

ちいさな ねこ おおきなへやに ちいさなねこ 

部屋を飛び出して冒険して、あぶないことにもたくさん出会って、すんでの所でお母さん猫が助けに来る。最後はお母さん猫からおっぱいをもらって・・・幸せ・・・というこのお話

ちいさな猫(愛すべきキャラクターであり、子どもの分身でもある)が冒険をして(子どもは冒険が大好き)、最後には安全な場所に戻るという、子どもが大好きなお話です。

横内さんの猫の絵がとってもリアルで動いているように描かれ、それに石井さんのシンプルでリズミカルな文章が、ただの絵本を目の前で起こった出来事のように映し出しています。

きちんと描かれた絵と、美しい文章・・・絵本の醍醐味というべき一冊ではないでしょうか?

読んであげる目安 0歳から 絵本には3歳からと書かれていますが、0歳児でも楽しめると思います。

石井さんの絵本にはいつも美しい言葉・文章がつづられていて、きっと言葉を大切にしている方なんだな、と思っています。

これからもますますご健在で、たくさんの素敵なプレゼントをわたしたちや子どもたちに贈ってくださることを祈っています。

お誕生日おめでとうございます。

お近くの書店でも石井桃子フェアーをやっていますよ。

詳しくはこちらをご覧ください。

福音館HP 石井桃子さんフェアのページ

http://www.fukuinkan.co.jp/writer/ishii/

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2007年2月14日 (水)

素話の奨め

我が家ではよく寝る前に素話をします。

そうです・・・本を読まずに、ママ(もしくはパパ)が語る“むか~し むかし”ではじまるアレ。

絵本は読んだ後の時もあるし、しんどくって絵本は読まずにすぐ電気を消して素話に突入ということもあります。

たいした話はしていないのですが、子どもたちはお気に入りになってしまっているようです。

うらしまたろう・にんぎょひめ・かぐやひめ・ひこぼしとおりひめ・ももたろう・・・などなど、定番をすることもありますが、記憶が定かではないだけ、結構いい加減な話になってる。(ごめんよ・・娘たち)

最近は子ども向けに出てきそうな絵本の話をしてあげることも多くなりました。

今日のお話はカエルのピョン太君のお話。

お池で遊ぶのが大好きなのに雨が降らずお池の水がなくなってしまう(夏向けの話ですね、まったく)

そこで木に登ってお空の神様に雨を降らしてもらうようお願いするという話。

途中で、ももたろうのように賛同した みみず・りす・うさぎ・と一緒に木を登ります。

せっかく木のてっぺんまで登ったけど、お空の神様には届かない。そこへ一羽の鳥がやってきて、空の神様にお願い事を伝えに行ってくれるというお話し。

最後には雨が降り出して、みんな雨宿りしながら大喜び

って話でした。

前もって考えておくのではなく、話しながらストーリーが広がっていきます。

いつもみんなハッピィになってよかった、で最後はおしまい。

子どもはどんなお話でも、お母さんにやさしく語ってもらうだけで幸せな気分になります。

絵本を読んであげたり、素話をしてあげたりしながら、幸せな眠りにつかせてあげれたらいいな☆

最初はお話を作ってお話しするのは難しいですが、そのうち慣れてきたらいい感じになりますよ。皆さんもやってみてください。

ちなみに、我が子はせっかくの力作のお話も途中ですっかり夢の中でした。

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2007年2月11日 (日)

あな

谷川俊太郎作 和田誠 絵 福音館書店Photo_72

1998年こどものとも傑作集 840円

不思議な絵本です。

あな

にちようびの あさ、 なにも することがなかったので、 ひろしは あなを ほりはじめた。

いろんな人があなを掘るひろしを見に来ます。

掘ったあなに入ってみたら、空が青く高く見えました。

あなから出てみて、またひろしはあなを覗いてみます。

そして一日が終わる・・・シンプルなお話。

さてさて、皆さん穴を掘って中に入ったことありますか? ほとんどの人はないと思います。

でも、穴の中に入ったらどんな感じでしょう?

入らなくても、お砂場で小さな穴を掘るだけでも、なんだか落ち着いた気持ちになりますよね。

実は今日伊丹市立美術館で谷川俊太郎先生の講演会があり、楽しいお話を伺いました。

その講演の中で“穴は人間にとって胎内を思い出させるものだ”とおっしゃっていました。

なるほど・・・だから落ち着くのかもしれません。

谷川先生独特の哲学的な文章と、和田誠さんのシンプルな絵が、とてもマッチしている作品です。

絵本を通じて、つめたい土のあの感触・・・静かな空間(これは想像ですが・・・)を感じることが出来ます。

あなを掘るという人間の深層心理の奥に響くことは、子どものアンテナにひっかかるようで、子どもも何度も読んで!となるでしょう。

そして、子どもだけにはもったいない、大人もじっくり読んで欲しい一冊です。

表紙はあなを穴の中から見た絵、裏表紙は地面からあなを覗いて見た絵。

“あな”というからには、奥の深い作品です。

あなたもじっくり穴を掘ってみませんか?

読んであげる目安 4歳から

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2007年2月 6日 (火)

たのしいふゆごもり

片山令子作 片山健絵 福音館書店

発刊年 1991年 1260円Photo_71

我が家の年少さんの生活発表会で演じた絵本から・・・。

ふゆごもりってなあに?あったかくしてごはんをたくさんたべて春まで眠ることだよ。

我が子の幼稚園でもこのお話で生活発表会をすることになったときそんな声が上がったと聞きます。

熊の親子のおはなし。ふゆごもりをする前にどんぐりやはちみつ、おさかなや綿の実を採りに行きます。

母親熊は上手にとれるけれどこぐまちゃんは失敗ばっかり。それでもお母さんは怒りません。

リスや蛙のお友達と仲良く遊びながらふゆごもりの準備をします。

おうちに帰って暖炉でお魚を焼いて、テーブルの上にはおいしそうなたっくさんのお料理が!だってふゆごもりなんですもんね。

最後にお母さんがこぐまちゃんの小さくなったコートをほどいてぬいぐるみを作ってくれました。

それまでは隣に自分の小さなベッドがあってもそこで眠れなかったこぐまちゃんも、お母さん熊が作ってくれたぬいぐるみと一緒にはじめて自分の小さなベッドで眠ることができるのです。

とにかくあったかい母親熊とこぐまの心のつながりを感じられる一冊です。

片山健さんのカラフルであったかい情感あふれる絵とともに、秋から冬にかけての森の様子がとても美しく描かれています。

最後には一面の雪・・・。

心も体もあったかくなる一冊です。

小さな子どもたちもこの本を読んでもらって“どこかの森でふゆごもりをしているくまの親子”を想像したりしながら、次に来る春を待つのでしょうね。

読んであげる目安 4歳から

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2007年2月 2日 (金)

まめのかぞえうた

西内ミナミ作 和歌山静子絵 すずき出版Photo_69

発刊年2004年 1050円

明日は節分!幼稚園児・保育園児は園でまめまきしているかな?

わが子の幼稚園にもお山からこわーい鬼さんがやってくるそうです(笑)

ひとーつ、まめ ひとつ あったとさ。

はたけに うめて つちのなか。

ふたーつ、ふたごの はっぱのあかちゃん

げんきよく でてきたよ。

で始まるこの本。

ひとーつ、ふたーつ、みっつ・・・数を覚え始めた子どもたちは興味深々でページをめくるでしょう。

リズム感あふれる文章が、まさに“かぞえうた”なわけですが、歌のように読んでもらえる絵本というのもまた子どもたちの大好きなところです。

まめが土に植えられて、大きくなって、ちゃいろくなって収穫して・・・そして節分のまめになる。難しいことだけれど、小さい子は漠然と“豆の生い立ち”を知ることになります。

そして、日本の伝統行事を絵本を介して知ることも、また絵本が伝えたい一つのことがらとなります。

絵本で疑似体験・実体験でまた体験・・・それが子どもの豊かな感性へと結びつくのではないでしょうか。

読んであげる目安 2才から

もうひとつ、節分がらみではこちらもご紹介

おにはうち 中川ひろたか作 村上康成絵 童心社Photo_70

最近我が家ではまっている中川さんの作品 

小学校に角を隠してやってくる鬼の子どもと人間たちの心あたたまる交流。

人はみかけによらない・・・というメッセージもまた、子どもたちに伝えたいひとつです。

読んであげる目安 4歳から

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2007年1月16日 (火)

ばばばあちゃんのおもちつき

さとうわきこ 作 福音館書店Photo_68

かがくのとも傑作集1998年発刊 880円

子どもたちのアイドル ばばばあちゃんシリーズ・・これはかがくのとも傑作集のなかの一冊。

パワフルで元気、お料理上手のばばばあちゃん・・・こんなおばあちゃんがいたら良かったのに~っていつも絵本を読むたびに思います。みんなの理想のおばあちゃんであるからこそ、絵本のなかの人気ものなんですよね。

お正月の残りのおもち・・・最後の一コをばばばあちゃんが食べちゃった。子どもたちはみーんなおもちが食べたい~って。さてさてばばばあちゃん流のおもち作りが始まります。

絵本を読んでいるだけで、とっても楽しそうなおもち作り・・・かがくのともと言うだけあって事細かにおもちの作り方が描かれています。ふむふむ・・・わたしもこうやっておもちを作ってみようかな?ばばばあちゃん流は蒸し器とかは使わず炊飯器とボールとすりこぎ・・・これならすぐに出来ますね!

絵本を通じて、おもちつきが身近になります。おもちつきというよりお料理自体が身近になるかもしれません。

食育ということばをよく聞く昨今。まずは楽しみながらおもちを作ってみましょう。子どもと一緒に料理をしてみましょう。絵本に出てくるきなこもち・くるみもち・納豆もち・海苔もち・・次から次へと出てくるおいしいおもちは子どもたちは想像力を目一杯ふくらませてくれることでしょう。

読んであげる目安 4歳から

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2007年1月 7日 (日)

ぐりとぐらの1ねんかん

中川季枝子作 山脇百合子絵 福音館書店Photo_67

発刊年 1997年 1260円

新年明けましておめでとうございます。

本年も皆様にとって素敵な絵本の出会いがありますように。

さて、新年はじめての絵本のご紹介はこちらも新年のご挨拶からはじまる一冊です。

1ページ毎に月が流れていきます。おなじみのぐりとぐらと一緒です。

1月は「あけまして おめでとう あたらしいとし おめでとう」。

2月はそり遊び・・・3月は・・・とお話が続きます。

でも、この絵本がかもしだす季節感は本当に感動的です。春の仕事は種まきやいろんなことがあって忙しいと書かれていたり、夏にはトマトを収穫したり。

単なる季節の行事を伝える絵本なら他にもありますが、こんなに生き生きと季節感を感じさせてくれる本は他にないと思います。その月ごとに出てくる植物もきちんと!その季節の植物が描かれています。春にうさぎさんのポケットからタンポポが覗いていたり・・・。

季節のことや12ヶ月のことをよく分からない子どもたちにもぴったりです。1月に年が明け、2月はとっても寒いけど3月はだんだんあたたかくなって・・・自然と季節の移り変わりを感じることが出来る絵本です。

そして年の最後は12月・・・「ことし いちばん うれしかったことをおはなししてください」というフレーズが大好き。

一年間いろんな事があっただろうけれど、うれしかったことを思い出しながらまた次の年もがんばろう・・・と思う気持ちになりますね(特に大人はですが・・・)

せっかく四季のある日本に生まれたんですもの、親も子も季節感をしっかり味わいましょう。

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2006年12月30日 (土)

チビたちの大好きな絵本(2006)

今年も余すところあと2日となりました。

今回は、ちょっとプライベートもからんで・・うちのチビたちの大好きな絵本2006をお伝えします。

お姉ちゃん(2002年生まれ・4歳)のお気に入り

1才の頃より抽象的なものよりお話好きな彼女。0歳児から寝るときのお供は“星の王子さま”や“ちいさいモモちゃんシリーズ”だった。そんな彼女が4歳の時に気に入った本たちは・・・

バムとケロ シリーズ 島田ゆか作 文溪堂 Photo_56

マンガチックな絵はどうかな?と思いつつ、お話がおもしろかったり、いろんな探し物があるのがお姉ちゃんのお気に入り。『バムとケロのおかいもの』と『バムとケロのそらのたび』が大のお気に入りです。

マドレーヌ シリーズ  ルードウィッヒ・ベーメルマンス作 Photo_57 

福音館書店・BL出版など

マドレーヌちゃんは自分の等身大に感じるようで、とても気に入っています。勇敢でがんばり屋さんなマドレーヌから勇気をもらっているのかな。

キップコップシリーズ マレーク・ベロニカ作  風濤社Photo_58 

とちのみ坊やのキップコップのお話。クリスマスのお話(キップコップのクリスマス)や夫婦となったティップトップとの赤ちゃん探しのお話(キップコップとこどもたち)が大好きでした。

いもうとのにゅういん 筒井頼子作 林明子絵 福音館書店Photo_59 

この本を読んで“妹(自分の)はいつ入院するの?”と聞いてしまうお姉ちゃん。入院した妹に何かプレゼントを持って行きたいお年頃・・・。

まほうのえのぐ 林明子作 福音館書店Photo_65

お絵描き好きにはたまらない一冊。 絵本の中の出来上がった絵をじーっとみて、“どうやったらこんな風に出来るかな?”とふんふんじっくり観察していました。

そのほか・・・

『旅するベッド』バーニンガム作 長田弘訳 ほるぷ出版

『マウイたいようをつかまえる』ピーター・コセージ作 浜島代志子訳 偕成社

妹のお気に入り(2004年生まれ、2歳)

1歳代は絵本をじっとして読めなかった妹も、すっかり絵本好きになりました。今回は読んでもらうというよりは・・・自分で読んじゃってる絵本をご紹介。なぜか筒井頼子さん&林明子さんシリーズが大のお気に入りな彼女ですが・・・。

はじめてのおつかい 筒井頼子作 林明子絵 福音館書店Photo_60

“にゅうにゅうくださ~い”といいながら読む一冊。冒険ものがすきなのかな?はっきりした絵が大のお気に入り。

こんとあき  林明子作 福音館書店Photo_61

“こんたーきー”といいながらこの本を持ってきます。かわいいあきちゃんと、ぬいぐるみのこんが大好き。来年は電車に乗ってこんとあきの舞台に行ってみようと思っています。

ぐりとぐらシリーズ 中川季枝子作 山脇百合子絵 福音Photo_64 館書店

お姉ちゃんも大好きだけど、妹もだーいすき。特に『ぐりとぐらとすみれちゃん』のかぼちゃをダイナミックにボーンとやっちゃうところが好き。

そのほか・・・

『パパお月さまとって!』 エリックカール作 もりひさし訳 偕成社

『とんことり』筒井頼子作 林明子絵 福音館書店

二人のお気に入り

寝るときに持ってくる絵本・・・定番はこれでした

よるくま 酒井駒子作 偕成社Photo_62

ねるときにはやはりこれですね。お母さんを探すよるくまちゃんと男の子、ドキドキ・・しながら最後にママと会えた時には涙が。

“おまえはほんとうにあったかいねぇ”という母親ぐまのやさしさが絵本を読みながら伝わってくる一冊。

ぐるんぱのようちえん 西内ミナミ作 堀内誠一絵 福音館書店Photo_66

どこへ行っても失敗ばかりのぐるんぱも・・・最後には子どもたちをハッピーにさせる。そんな一冊を今日も読み、“素敵な明日”を願いつつ一日を終わりました。

実は私が大好きな一冊で、がんばっているぐるんぱからたくさんパワーをもらいました。いつも元気づけてくれてありがとう!

今年もたくさんの絵本と出逢い、たくさんのハッピーをもらいました。また、絵本を通じてたくさんの人と出逢い、皆さんからもハッピーをいただきました。本当にありがとうございます。

2007年も、皆さんに少しでも多くの絵本を紹介できますように・・・。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。そして、皆さんよいお年をお迎えください。

2006年12月30日 イブかなこ

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2006年12月18日 (月)

クリスマスオススメ絵本一挙紹介

クリスマスまでカウントダウンですね。

今日はクリスマスにオススメな本を一挙ご紹介します。

ちいさなもみのき Photo_52
  マーガレット・ワイズ・ブラウン 作  バーバラ・クーニー 絵 福音館書店 ¥1,100

歩けない坊やのために毎年森から一本のもみの木を移植するお父さん。生き生きと生きるもみの木を見て寝たきりの坊やは生きる力をもらいます。最後にはじ~んときちゃう一冊

さむがりやのサンタ
  レイモンド・ブリックズ 作・絵 評論社 ¥1,200 Photo_53

大人向けのクリスマス絵本。さむがりやのサンタの家にはカリブのポスターが貼ってあります。サンタクロースのイブの日の様子を雪や氷、霧とともに体感しましょう。人間っぽいサンタさんのつぶやきが聞こえてきます。サンタさんは訪問した家にウイスキーとかプレゼントで置いてあるととっても喜ぶそうですよ。

サンタクロースっているんでしょうか?Photo_54
     子どもの質問にこたえて
 中村妙子 訳 東逸子 絵 偕成社 840円

“サンタさんって本当にいるの?”という問いかけに真摯に答えた一冊の絵本です。新聞社に質問したお嬢さんは実在する人物だそうですよ。サンタの存在を不思議に思うお子さんにぴったりな一冊。

キップコップのクリスマス
  マレーク・ベロニカ 文・絵 羽仁 協子 訳 風濤社 \1,260Photo_55

クリスマスを知らないとちのみ坊やとクリスマスの出会いのお話。キラキラ輝くツリー、大切な人に何か心のこもったプレゼントをするというお話が、小さい子どもにもすんなりと入っていくでしょう。

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マドレーヌのクリスマス

ルードウィッヒ ベーメルマンス作 江國 香織訳Photo_51  BL出版

発刊年 2000年 1260円

おなじみげんきなマドレーヌのクリスマスのお話。

パリのつたのからまるお屋敷に住む12人の女の子。いつもはみんな元気なのに、この日はマドレーヌ以外はみんな風邪でダウン。そこへたくさんのじゅうたんを売りにきたおじさんが一人・・・

いつもユーモアにあふれ元気一杯なマドレーヌ、お世話好きのしっかり者・・そんなマドレーヌにこの本でも出会えます。

そんなマドレーヌですが、絵本を読む小さい女の子たちにとっては“憧れの存在”であると同時に“自分をうつす鏡のような存在”であるのでしょうね。

絵本の中のマドレーヌの活躍を女の子た ちは自分のことのように感じます。

クリスマス・・・いつも親と離れて暮らしているマドレーヌたちは、もらって一番うれしいプレゼントを魔法使いからいただけるのです。

この本はもともと89年に別の出版社から出ています。が、その出版社がなくなり、BL社から2000年に出たようですね。89年版はなんと俵万智さん訳です(絶版です)。どっちがどうなのか?図書館などで見つけたら見比べてみるのも楽しいかもしれません。

ちなみに余談ですが・・・ちまたで売っているマドレーヌ人形にちゃんと盲腸の手術のあとがあるのをご存知ですか?

読んであげる目安:4歳から

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