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2006年9月30日 (土)

世界がもし100人の村だったら 子ども編

池田香代子文 山内マスミ絵 マガジンハウス100

発刊年 2006年 1000円

世界がもし・・・シリーズの第4弾 ちょうど私がこのブログを立ち上げる時に出会った本です。

世界の子どもの数の割合で言えば豊かな国に住む子どもは少数派。

貧困・戦争への巻き込まれ・病気・・・世界にいる大多数の子どもたちはこれらのことの被害を受けています。

名前のない子、戸籍のない子も多く、また生まれても性別によっては殺されてしまう子も。

そんないろんな『世界がもし100人の村だったら 子ども編』が書かれています。

狭い日本だけを観ているのではなく、世界を観て欲しい。世界中の子どもたちみんなを助けることはできなくても何か出来ることはないだろうか・・・と考えさせられる一冊です。

またいろんな国の子どもたちの写真も載っています。

本著のカメラマンの田沼氏は、貧困に苦しみながらも笑顔で遊んでいる子ども、自然とともに生きる子どもの表情の方が日本の子どもたちより楽しそうと言っておられます。

“美しい国 日本”なんて言葉に私はだまされたりしません。

表面的な問題を解決する前に、日本をむしばんでいるさまざまな問題を片付けていかないとこの国はどうなるか分かりません。

子どもが安心して遊べない社会は誰が作ったのですか?

車は危険といいながら、経済優先で車社会どっぷりなこと、子どもや弱い人の目線にたって道を作っていないこと。

急増する性犯罪、といいながら異常な性衝動を助長するテレビ・ビデオ。そして子どもを育てる親自身にもそれを本当に“悪”だとは思っていない事実。

ひきこもり・・・本当に皆で減らそうと思っているでしょうか?引きこもりの世話をする母親たちの負担を少しでも減らしてあげたことがあるのでしょうか。多くのひきこもりの人の母親は歳を取ってきています。

少子化・・・本当に子どもが育てやすい国ですか?父親自身が働くスタイルや生き方について考え方を変えないと子どもは産めません。そして会社が社会がそれを認めてくれないといけないのです。

いつか子どもたちに本当の笑顔が戻ることを祈っています。

世界のつらい状況にある子どもたちが辛い中にも逆境に負けず、たくさんの笑顔で明日を信じて生きて行ってくれる事を祈っています。

子どもが、子ども時代をうばわれることは

人類が生きのびるのに欠かせない

しあわせの記憶が、うばわれることです。 

人類が、子どもを失うことは、

人類がそなているはずの

内なる子どもの輝きを失うことです。

(本著より抜粋)

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