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2006年10月21日 (土)

りんごころころ

Photo_28 松谷みよ子文 とよたかずひこ絵 童心社

発刊年 2001年 840円

『いないいないばあ』の松谷みよ子さんと『ももんちゃん』シリーズでおなじみのとよたかずひこさんの素敵なコラボな一冊。あかちゃんのおいしい絵本シリーズです。

ハナコちゃんが野原を歩いていたら、大きなりんごの木が「だれも実を取って食べてくれないから、重たいよう」と泣いていました。「わたしが取って食べてあげる」と、ハナコちゃんがりんごの実を落としはじめると…。

小さなお子さんにも楽しんでもらえるかわいい絵と文章の絵本です。赤いりんごや元気そうなハナコちゃんがかわいいです。

この本を小さな子たちに読んであげると、“りんご、りんご~”と食べたそうにしてきます。

で、読みながら“はい、ぱくっ”“はい、ぱくっ”としてあげると、すごく喜ぶんですよね。

絵本を読みながら子どもたちは本当にりんごでおなか一杯にしているのかもしれません。

絵本を読みながら子どもはそうやって空想し、いろんなことを思い巡らせ、また、想像力を豊かにしていると思います。

『ぐりぐら』の卵焼き、『ちびくろさんぼ』のホットケーキ、『しろくまちゃん』のホットケーキ。絵本にはたくさんのおいしそうな食べ物が出てきますね。

残念ながら大人の人たちがこれらの絵本を読んでも子どもほど“食べちゃう”ことはないかもしれません。昔は持っていた“空想する力”は他のいろんなことを学んだり経験しているうちに少なくなっているのです。そしてそれは残念なことでもありますが、生きていく上では仕方がないことかもしれません。

そんな私たちでもできることがあります。子どもと一緒に“絵本を楽しんで読むこと”

子どもの時の自分に戻って絵本を読んでみる。りんごをはじめて食べたときのことを思い出してみる。子どもの目線に立ってみる。

すると、ただ読んでいただけの絵本も、りんごの香りがしてきます

そうしたら子育てもぐーっと楽になるんです。どうしてかって?その答えは分かりますよね?

これ、本当です。だまされたと思ってやってみてください。

読んであげる目安 1歳半から

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