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2006年10月 1日 (日)

どうぞのいす

作 香山美子 絵 柿本幸造 ひさかたチャイルドPhoto_24

発刊年1981年 1050円

うさぎさんが椅子を作りました。自分が作っためじるしに椅子に短いしっぽをつけました

どうやって使おうかな?? いい考えがある。 と、たて看板を作って大きな木の下に椅子をおきました

『どうぞの椅子』

最初にやってきたロバさんはたくさんのどんぐりの入ったかごを背中に背負っていたので『どうぞの椅子』をみて喜びました。

おや なんてしんせつないすだろう

ロバがどんぐりのかごを『どうぞの椅子』に置いて木陰で一眠り・・・すやすや(ロバさんが座るにはちょっと小さすぎたんでしょうね)

次に訪れたくまさんはどんぐりが置かれた『どうぞの椅子』をみて、どんぐりを食べていいと勘違い。すっかり食べてしまいました。

でも

からっぽにしてしまっては あとのひとにおきのどく

と自分のはちみつを『どうぞの椅子』に置いていきました。次にきつねが訪れリスが訪れ・・・。

文句なくやさしい気持ちになれる本です。

私は絵本を通じてなにかはっきりと子どもに教えたいと常々思っているわけではありません。ただ純粋に楽しむこと、絵本でもなんでもいいんだけれど、何か大好きなものを娘たちに持っていてもらいたい、それが絵本ならいいな、と思って絵本を読み聞かせしています。

だからこの本や他の本を読んで“やさしい気持ち”の子どもになれますように・・・と強要したり期待したりしているわけではありません。

でも、この本は読み手が何も教えなくても聞き手である子どもたちは“やさしい気持ち”“思いやりの気持ち”を感じるのではないでしょうか。そして読んでいる人もやさしい気持ちを感じる・・・明日からもまたみんなにやさしい気持ちでいられたら・・・と思う。誰かが何かを教えるのではなく、ともに幸せな気持ちを共感できる・・・それが絵本です。

やさしい顔をした動物たちの絵からもそれは伝わってきます。

また文章も流れがよく、小さい子どもには心地よく感じます。

絵本を読んでまた一つ心にやすらぎを・・・そんな一冊です。

ちなみに同じコンビの作品『もりのおくのちいさなひ』がうちの娘にとっては先に読んだものでした。Photo_23

1歳~2歳にかけて、毎日のように寝る前に読んでいたので実は私は文章を暗記しているくらいです。

『どうぞの椅子』に出てくるきつねさんやりすさんも登場しますよ!こちらは動物たちとおじいさん・おばあさんの心温まる交流のお話・・・冬にオススメの一冊です。

読んであげる目安・・・3歳から

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受信: 2006年10月23日 (月) 06時26分

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