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2007年2月14日 (水)

素話の奨め

我が家ではよく寝る前に素話をします。

そうです・・・本を読まずに、ママ(もしくはパパ)が語る“むか~し むかし”ではじまるアレ。

絵本は読んだ後の時もあるし、しんどくって絵本は読まずにすぐ電気を消して素話に突入ということもあります。

たいした話はしていないのですが、子どもたちはお気に入りになってしまっているようです。

うらしまたろう・にんぎょひめ・かぐやひめ・ひこぼしとおりひめ・ももたろう・・・などなど、定番をすることもありますが、記憶が定かではないだけ、結構いい加減な話になってる。(ごめんよ・・娘たち)

最近は子ども向けに出てきそうな絵本の話をしてあげることも多くなりました。

今日のお話はカエルのピョン太君のお話。

お池で遊ぶのが大好きなのに雨が降らずお池の水がなくなってしまう(夏向けの話ですね、まったく)

そこで木に登ってお空の神様に雨を降らしてもらうようお願いするという話。

途中で、ももたろうのように賛同した みみず・りす・うさぎ・と一緒に木を登ります。

せっかく木のてっぺんまで登ったけど、お空の神様には届かない。そこへ一羽の鳥がやってきて、空の神様にお願い事を伝えに行ってくれるというお話し。

最後には雨が降り出して、みんな雨宿りしながら大喜び

って話でした。

前もって考えておくのではなく、話しながらストーリーが広がっていきます。

いつもみんなハッピィになってよかった、で最後はおしまい。

子どもはどんなお話でも、お母さんにやさしく語ってもらうだけで幸せな気分になります。

絵本を読んであげたり、素話をしてあげたりしながら、幸せな眠りにつかせてあげれたらいいな☆

最初はお話を作ってお話しするのは難しいですが、そのうち慣れてきたらいい感じになりますよ。皆さんもやってみてください。

ちなみに、我が子はせっかくの力作のお話も途中ですっかり夢の中でした。

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2007年2月11日 (日)

あな

谷川俊太郎作 和田誠 絵 福音館書店Photo_72

1998年こどものとも傑作集 840円

不思議な絵本です。

あな

にちようびの あさ、 なにも することがなかったので、 ひろしは あなを ほりはじめた。

いろんな人があなを掘るひろしを見に来ます。

掘ったあなに入ってみたら、空が青く高く見えました。

あなから出てみて、またひろしはあなを覗いてみます。

そして一日が終わる・・・シンプルなお話。

さてさて、皆さん穴を掘って中に入ったことありますか? ほとんどの人はないと思います。

でも、穴の中に入ったらどんな感じでしょう?

入らなくても、お砂場で小さな穴を掘るだけでも、なんだか落ち着いた気持ちになりますよね。

実は今日伊丹市立美術館で谷川俊太郎先生の講演会があり、楽しいお話を伺いました。

その講演の中で“穴は人間にとって胎内を思い出させるものだ”とおっしゃっていました。

なるほど・・・だから落ち着くのかもしれません。

谷川先生独特の哲学的な文章と、和田誠さんのシンプルな絵が、とてもマッチしている作品です。

絵本を通じて、つめたい土のあの感触・・・静かな空間(これは想像ですが・・・)を感じることが出来ます。

あなを掘るという人間の深層心理の奥に響くことは、子どものアンテナにひっかかるようで、子どもも何度も読んで!となるでしょう。

そして、子どもだけにはもったいない、大人もじっくり読んで欲しい一冊です。

表紙はあなを穴の中から見た絵、裏表紙は地面からあなを覗いて見た絵。

“あな”というからには、奥の深い作品です。

あなたもじっくり穴を掘ってみませんか?

読んであげる目安 4歳から

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2007年2月 6日 (火)

たのしいふゆごもり

片山令子作 片山健絵 福音館書店

発刊年 1991年 1260円Photo_71

我が家の年少さんの生活発表会で演じた絵本から・・・。

ふゆごもりってなあに?あったかくしてごはんをたくさんたべて春まで眠ることだよ。

我が子の幼稚園でもこのお話で生活発表会をすることになったときそんな声が上がったと聞きます。

熊の親子のおはなし。ふゆごもりをする前にどんぐりやはちみつ、おさかなや綿の実を採りに行きます。

母親熊は上手にとれるけれどこぐまちゃんは失敗ばっかり。それでもお母さんは怒りません。

リスや蛙のお友達と仲良く遊びながらふゆごもりの準備をします。

おうちに帰って暖炉でお魚を焼いて、テーブルの上にはおいしそうなたっくさんのお料理が!だってふゆごもりなんですもんね。

最後にお母さんがこぐまちゃんの小さくなったコートをほどいてぬいぐるみを作ってくれました。

それまでは隣に自分の小さなベッドがあってもそこで眠れなかったこぐまちゃんも、お母さん熊が作ってくれたぬいぐるみと一緒にはじめて自分の小さなベッドで眠ることができるのです。

とにかくあったかい母親熊とこぐまの心のつながりを感じられる一冊です。

片山健さんのカラフルであったかい情感あふれる絵とともに、秋から冬にかけての森の様子がとても美しく描かれています。

最後には一面の雪・・・。

心も体もあったかくなる一冊です。

小さな子どもたちもこの本を読んでもらって“どこかの森でふゆごもりをしているくまの親子”を想像したりしながら、次に来る春を待つのでしょうね。

読んであげる目安 4歳から

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2007年2月 2日 (金)

まめのかぞえうた

西内ミナミ作 和歌山静子絵 すずき出版Photo_69

発刊年2004年 1050円

明日は節分!幼稚園児・保育園児は園でまめまきしているかな?

わが子の幼稚園にもお山からこわーい鬼さんがやってくるそうです(笑)

ひとーつ、まめ ひとつ あったとさ。

はたけに うめて つちのなか。

ふたーつ、ふたごの はっぱのあかちゃん

げんきよく でてきたよ。

で始まるこの本。

ひとーつ、ふたーつ、みっつ・・・数を覚え始めた子どもたちは興味深々でページをめくるでしょう。

リズム感あふれる文章が、まさに“かぞえうた”なわけですが、歌のように読んでもらえる絵本というのもまた子どもたちの大好きなところです。

まめが土に植えられて、大きくなって、ちゃいろくなって収穫して・・・そして節分のまめになる。難しいことだけれど、小さい子は漠然と“豆の生い立ち”を知ることになります。

そして、日本の伝統行事を絵本を介して知ることも、また絵本が伝えたい一つのことがらとなります。

絵本で疑似体験・実体験でまた体験・・・それが子どもの豊かな感性へと結びつくのではないでしょうか。

読んであげる目安 2才から

もうひとつ、節分がらみではこちらもご紹介

おにはうち 中川ひろたか作 村上康成絵 童心社Photo_70

最近我が家ではまっている中川さんの作品 

小学校に角を隠してやってくる鬼の子どもと人間たちの心あたたまる交流。

人はみかけによらない・・・というメッセージもまた、子どもたちに伝えたいひとつです。

読んであげる目安 4歳から

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