石井桃子さん 現役で100歳
“クマのプーさん”“ちいさいおうち”の翻訳家でいらっしゃる石井桃子さんがこの3月10日で100歳になられます。
みんなでお祝いしましょう♪♪♪
たくさんの翻訳本を出され、ご自身の作品も多数ある石井さん、知らず知らずのうちにあなたも手に取ったことがあると思います。
今なお現役で、2006年にはご自身が50年前に翻訳された“100まいのきもの”をリメイクし“100まいのドレス”を世に送り出しました。
また、東京子ども図書館の原型である“かつら文庫”をはじめられたのも石井さんであります。
ちいさなうさこちゃん
福音館書店 発刊年1965年 630円
ブルーナ作のミッフィーシリーズは他の翻訳家からも出ていますが、やっぱりこの
“ちいさなうさこちゃん”はオススメ。
ふわふわさんにふわおくさん・・・ミッフィーという名前はでてこなくて、赤ちゃんはうさこちゃんです。
ふわふわさんとふわおくさんのおうちに赤ちゃんが生まれて、お友達の動物たちがお祝いに来てくれるというお話。独特の絵が色鮮やかで、赤ちゃんのためのファーストブックにはぴったりです。
他からミッフィーという名前で絵本が出ていますが、このうさこちゃんシリーズは特別。石井さんの作る文章がメロディのように流れていきます。
読んであげる目安 0歳から
石井桃子作 横内襄絵
こどものとも傑作集発刊1967年 780円
“ちいさなねこ”もオススメです。
ちいさな ねこ おおきなへやに ちいさなねこ
部屋を飛び出して冒険して、あぶないことにもたくさん出会って、すんでの所でお母さん猫が助けに来る。最後はお母さん猫からおっぱいをもらって・・・幸せ・・・というこのお話
ちいさな猫(愛すべきキャラクターであり、子どもの分身でもある)が冒険をして(子どもは冒険が大好き)、最後には安全な場所に戻るという、子どもが大好きなお話です。
横内さんの猫の絵がとってもリアルで動いているように描かれ、それに石井さんのシンプルでリズミカルな文章が、ただの絵本を目の前で起こった出来事のように映し出しています。
きちんと描かれた絵と、美しい文章・・・絵本の醍醐味というべき一冊ではないでしょうか?
読んであげる目安 0歳から 絵本には3歳からと書かれていますが、0歳児でも楽しめると思います。
石井さんの絵本にはいつも美しい言葉・文章がつづられていて、きっと言葉を大切にしている方なんだな、と思っています。
これからもますますご健在で、たくさんの素敵なプレゼントをわたしたちや子どもたちに贈ってくださることを祈っています。
お誕生日おめでとうございます。
お近くの書店でも石井桃子フェアーをやっていますよ。
詳しくはこちらをご覧ください。
福音館HP 石井桃子さんフェアのページ
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