2006年12月12日 (火)

子どもと一緒に絵本を選ぶ時

絵本講座をしたときのアンケートに“質問はブログでお答えします”と書いたQ&Aに答える第一弾です。

子どもに本屋で選ばせるとキャラクターの本ばかりです。それでもやっぱり一緒に本屋で選びたいし。なにかいい方法はないでしょうか? (5歳の女の子のママより)

分かります。我が家の娘もキャラクターの絵本ばかり選びますよ。本屋に行って10冊中1冊ならともかく、もし10冊ともキャラの本だったら・・・ということで、我が家では娘と一緒に本屋に行くことはめったにありません。

でもね、娘に選ばせたい気持ち、とーっても良く分かるんです。

まず、普通の本屋で穏やかに絵本を選ぶコト、その夢は捨てましょう。(近所の本屋さんごめんなさい・・・やっぱり品数少ないんです)

親だってもっと為になる本を選べばいいのに、ついつい週刊誌などに目が行ってしまう・・・のと子どもも一緒かもしれません。親が週刊誌買ってるのに子どもだけ“絵本”も無理な話ですよね~

そして次の二つをあたまの片隅に置いて置いてください。

①自分で選ぶことの大切さ

たとえばこんな本屋さん、絵本ばかりを置いてあるお店でじっくり選ばせてみる。そんなのはいかがですか?

ひつじ書房(神戸市東灘区)

http://www.spinnet.jp/hamihami/book/colum/syoten0108.html

クレヨンハウス大阪店(大阪府吹田市)

http://www.crayonhouse.co.jp/home/index.html

最初から親の希望するような絵本を選ぶとも限りません。でも・・・

失敗してもいいじゃない、変な本でもいいじゃない、きっと子どもにとってその選んだ一冊はとっても大事な宝物になると思います。そして何度も通って本を選んでいくうち“またあそこに行きたいな~”なんてなるかもしれません。

そして小学生になる頃にはすごい本の目利きになっているかもしれませんね。

②それでも親から選んでもらったものも・・・

大好きなお父さん、お母さんに選んでもらった本も、子どもにとってはやっぱり大切な宝物です。

小学生の頃の私はもっぱら自分で選ぶ本はマンガでした(もちろんマンガもいいですよね・・・たぶん)。

でも東京に出張に行く度に父親が買ってきてくれた本『ながくつしたのピッピ』『ちいさなスプーンおばさん』『ちいさいモモちゃん』シリーズがとても大切な宝物でした。

はたして自分で選んでこれらの本を見つけることができたでしょうか?

右も左も分からない子どもたち、そっと手を差し伸べるような水先案内人は必要なのかもしれませんね。

自分で選ばなくても、大好きな誰かからのプレゼント・・・それはそれですばらしいことですよ。

恐竜好きな5歳の素敵な女の子 イブかなこからのオススメは

Photo_49 きょうりゅうたちのおやすみなさい

ジェイン・ヨーレン作 マーク・ティーグ絵 なかがわちひろ訳 

小峰書店 1470円

おまえうまそうだな Photo_47

宮西達也作 ポプラ社 1260円

こんな風に、『こんな子にはどんな本を選べばいいの?』にも随時お答えしいます~、左端のメールからメールくだされれば幸いです。

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2006年10月10日 (火)

絵本とテレビどう違うの?

テレビの害がささやかれて久しいです。でもテレビやビデオ(教材も含む)と絵本どう違うの?って思う人も多いはず。

違うんです・・・。

テレビ、ビデオはすごい早いスピードで映像が流れます。それがたとえ子どもに良いといわれている教材ビデオであっても、やはり長時間見させたり子守状態にしないほうが良いと思います。

テレビ、ビデオは一方通行なんですよね。子どもが“あっ!”と興味を持ったところでも容赦なく映像は流れます。それも恐ろしく早く・・・。想像したり空想したりってことはできません。

絵本は読んでもらうにしても自分で読むにしても自分のペースを作り上げることができます。

興味のあるシーン、言葉、絵、じーっと立ち止まって考える。その間に子どもは考えたり想像したりできるのです。

そして、何度読んでもまったく同じようには読まれることはない。トーンが違っていたり声色が変っていたり。

それがまた子どもに想像する力を蓄えさせてくれるのです。

家事で忙しい時、しんどいとき、テレビのお世話になること、それは仕方ないことだと思います。

でも、絵本とテレビは違うんだってことを覚えておいてほしいなと思います。

また、テレビは一人で見れますが、字が読めない子は絵本は誰かに読んでもらわなければなりません。

それは、絵本ではどんな空想の世界でも、緒に供に体験してくれる人がいることを指しています。

お母さん、お父さんと一緒だとどんな知らない世界でも勇気を出して冒険できることを表しています。

また裏を返せば、たった数枚の絵本は、子どもにとっては誰かと一緒じゃないと冒険できないというような大人には想像できないほどの空想の世界が広がるものだと思ってもいいと思います。

そして、その一緒に冒険してくれる人が“安心できる人”となります。子ども一人一人にとって安心できる人がここにいるんだ、という実感を絵本を通じて感じてくれるのではないでしょうか?

テレビ、ビデオを長く見せてはいけない・・と思っている人が絵本もテレビと同じで長々と読ませてはいけないと思っている人もいるようで、それはとても残念な話です。

絵本は何度でも何冊でも読んであげてください。それが子どもが安心想像を見出せる場所のひとつだから。

ママもお気に入りの一冊を見つけて子どもと一緒に楽しんでくださいね。

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2006年9月20日 (水)

おやつ絵本はいい?悪い?

絵本って読んであげたいけど、どんな風にしたら絵本好きになるのかな?・・どんな絵本を読んであげたらいいの?などなど、素朴な質問についてお答えするコーナーを作りました。どうぞよろしくお願いします。

さて、今回のトピックスはおやつ絵本

おやつ絵本ってなんですか?おやつが載ってる絵本?いえいえ違います。

正統派<福音館>などから出ている絵本ではなく、一般的に本屋さんで一番目に付くところに置かれている、キャラクターが載っている絵本やアニメのような絵の絵本。

どこのお宅にも1冊はあると思いますヨ。(うちにもあります)

これらの本は子どもがまず本屋に行った時みつけるのが早いっ!どうしても買って欲しいと言って聞かない、なんてことは皆さんありますよね。

あんまりためにならなさそうだけど・・・子どもが気に入っているし買ってしまうことも多いです。で、“読んで~”と言われて読んでみても親自身あまり楽しめない絵やおはなし・・・うんざりです(少なくとも私は)

子どもにとってこれらの絵本は与えてもいいのでしょうか?それとも与えないほうが??

答えは“おやつ絵本もたまにならいい”です。

子どもにとって3度の食事が大事なようにおやつも大事な栄養源の一つだと言われています。でもおやつばかりでおなかが一杯になったらだめですよね。

絵本もそれと同じ。きちんと描かれた絵本やきちんとした日本語で書かれたおはなしは主食として大事です。でも、子どもにとってどうしても好きで好きでたまらないキャラクターが描かれた絵本をおやつとして与えることもOKだと思ってください。いろんな種類の本に触れさえることで、子どもの視野も広がりいい絵本を選ぶ目が育つかもしれません。いろんな絵本を読ませることで自分の好きな絵本を見つけることができるかもしれません。主食絵本に見向きもしない子どももキャラクター絵本がきっかけで絵本好きになるかもしれません。

あま~いプリンのようなおやつ絵本もたまには読ませてあげてください。

でも決して食べ過ぎないようにね☆

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