2007年2月 6日 (火)

たのしいふゆごもり

片山令子作 片山健絵 福音館書店

発刊年 1991年 1260円Photo_71

我が家の年少さんの生活発表会で演じた絵本から・・・。

ふゆごもりってなあに?あったかくしてごはんをたくさんたべて春まで眠ることだよ。

我が子の幼稚園でもこのお話で生活発表会をすることになったときそんな声が上がったと聞きます。

熊の親子のおはなし。ふゆごもりをする前にどんぐりやはちみつ、おさかなや綿の実を採りに行きます。

母親熊は上手にとれるけれどこぐまちゃんは失敗ばっかり。それでもお母さんは怒りません。

リスや蛙のお友達と仲良く遊びながらふゆごもりの準備をします。

おうちに帰って暖炉でお魚を焼いて、テーブルの上にはおいしそうなたっくさんのお料理が!だってふゆごもりなんですもんね。

最後にお母さんがこぐまちゃんの小さくなったコートをほどいてぬいぐるみを作ってくれました。

それまでは隣に自分の小さなベッドがあってもそこで眠れなかったこぐまちゃんも、お母さん熊が作ってくれたぬいぐるみと一緒にはじめて自分の小さなベッドで眠ることができるのです。

とにかくあったかい母親熊とこぐまの心のつながりを感じられる一冊です。

片山健さんのカラフルであったかい情感あふれる絵とともに、秋から冬にかけての森の様子がとても美しく描かれています。

最後には一面の雪・・・。

心も体もあったかくなる一冊です。

小さな子どもたちもこの本を読んでもらって“どこかの森でふゆごもりをしているくまの親子”を想像したりしながら、次に来る春を待つのでしょうね。

読んであげる目安 4歳から

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2007年2月 2日 (金)

まめのかぞえうた

西内ミナミ作 和歌山静子絵 すずき出版Photo_69

発刊年2004年 1050円

明日は節分!幼稚園児・保育園児は園でまめまきしているかな?

わが子の幼稚園にもお山からこわーい鬼さんがやってくるそうです(笑)

ひとーつ、まめ ひとつ あったとさ。

はたけに うめて つちのなか。

ふたーつ、ふたごの はっぱのあかちゃん

げんきよく でてきたよ。

で始まるこの本。

ひとーつ、ふたーつ、みっつ・・・数を覚え始めた子どもたちは興味深々でページをめくるでしょう。

リズム感あふれる文章が、まさに“かぞえうた”なわけですが、歌のように読んでもらえる絵本というのもまた子どもたちの大好きなところです。

まめが土に植えられて、大きくなって、ちゃいろくなって収穫して・・・そして節分のまめになる。難しいことだけれど、小さい子は漠然と“豆の生い立ち”を知ることになります。

そして、日本の伝統行事を絵本を介して知ることも、また絵本が伝えたい一つのことがらとなります。

絵本で疑似体験・実体験でまた体験・・・それが子どもの豊かな感性へと結びつくのではないでしょうか。

読んであげる目安 2才から

もうひとつ、節分がらみではこちらもご紹介

おにはうち 中川ひろたか作 村上康成絵 童心社Photo_70

最近我が家ではまっている中川さんの作品 

小学校に角を隠してやってくる鬼の子どもと人間たちの心あたたまる交流。

人はみかけによらない・・・というメッセージもまた、子どもたちに伝えたいひとつです。

読んであげる目安 4歳から

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2007年1月16日 (火)

ばばばあちゃんのおもちつき

さとうわきこ 作 福音館書店Photo_68

かがくのとも傑作集1998年発刊 880円

子どもたちのアイドル ばばばあちゃんシリーズ・・これはかがくのとも傑作集のなかの一冊。

パワフルで元気、お料理上手のばばばあちゃん・・・こんなおばあちゃんがいたら良かったのに~っていつも絵本を読むたびに思います。みんなの理想のおばあちゃんであるからこそ、絵本のなかの人気ものなんですよね。

お正月の残りのおもち・・・最後の一コをばばばあちゃんが食べちゃった。子どもたちはみーんなおもちが食べたい~って。さてさてばばばあちゃん流のおもち作りが始まります。

絵本を読んでいるだけで、とっても楽しそうなおもち作り・・・かがくのともと言うだけあって事細かにおもちの作り方が描かれています。ふむふむ・・・わたしもこうやっておもちを作ってみようかな?ばばばあちゃん流は蒸し器とかは使わず炊飯器とボールとすりこぎ・・・これならすぐに出来ますね!

絵本を通じて、おもちつきが身近になります。おもちつきというよりお料理自体が身近になるかもしれません。

食育ということばをよく聞く昨今。まずは楽しみながらおもちを作ってみましょう。子どもと一緒に料理をしてみましょう。絵本に出てくるきなこもち・くるみもち・納豆もち・海苔もち・・次から次へと出てくるおいしいおもちは子どもたちは想像力を目一杯ふくらませてくれることでしょう。

読んであげる目安 4歳から

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2006年11月13日 (月)

おおきなかぶ

 A トルストイ 絵 佐藤 忠良 訳 内田 莉莎子 福音館書店Photo_33

発刊年 1966年 780円

急に寒くなりましたね。

今日のご紹介は“おおきなかぶ” すごく有名な絵本です。一度は読まれた人、知ってる~なんて人は多いはず。

エプロンシアターなどでも見たことがあります。

庭にうめた大きなカブを、おじいさんが“うんとこしょ、よっこいしょ”ひっぱって、抜けない抜けない

おばあさん、まごむすめ、いぬ、ねこも手伝って・・・。っていうお話です。

大きなカブの絵は子どもにとってもすごく楽しいものです。絵本のページに入りきれないカブの大きさがすごいっ。

もちろん、抜ける~抜けない~は子どもにとってもハラハラドキドキ。

また掛け声“うんとこしょ、よっこいしょ”もすごくいいですね。

まだ言葉を良く知らない子どもにこういうインパクトの強い絵本を読んであげることは“鮮明に脳に言葉を刻み込む”ことになるのではないでしょうか。

お布団を引きながら“うんとこしょ、どっこいしょ”

坂をのぼりながら“うんとこしょ、どっこいしょ”

自転車をこぎながら“うんとこしょ、どっこいしょ”

自然とそういう言葉が親も子も出てくるような暮らしにしたいですね。1~2歳の子にとってもこの絵本を通じて、掛け声が大変身近なものになるようですよ。

また、おおきなかぶを読んだあとはぜひ“かぶのスープ”もオススメです。

絵本で読んだカブでこんなおいしいスープが出来るんだよ、と、普段食べなれない食材も絵本を介して親しみ深いものになります。絵本を通じてお料理を通じて2倍に心もあったか~くなれる、冬にオススメの一冊ですよ。

おおきなかぶはたくさんあれども、特にこの福音館のものが一番絵も文もオススメです。

読んであげる目安 3歳から~

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